喀痰検査
痰を採取して、顕微鏡で痰の中の細胞を観察し、がん細胞が含まれているかどうかを調べます。
基準値
基準値 | 異常なし |
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この検査で疑われる病気
- 肺がん 等
喀痰とは
喀痰は、基本的には生体が気道をきれいにする過程で発生するものです。
たんは、気管支の壁にある気管支腺などから分泌された粘液を主体とした液体成分が、外から吸収されて入り込んだ微細な異物や病原体、さらには剥げ落ちた自身の細胞成分と混ざりながら、気管支の表面の細胞の線毛運動により上昇して喀出されるものです。
正常では、たんの量はわずかですが、空気中のさまざまな刺激物や細菌・ウィルスなどの病原体による感染、さらには、呼吸器系のがんの発生によって、その量が増えます。あるいは性状も膿性、血性などに変化していることがあります。
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