ヘマトクリット(血液)
基準値
基準値 | 2018年4月1日より削除となりました。 | |
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この検査で疑われる病気
- 高値:多血症、脱水症
- 低値:貧血 等
一定量の血液中に含まれる赤血球の容積を示します。
血液のほとんどは赤血球で占められるため、低値だと貧血が疑われます。
ヘマトとは血液、クリットとは分離を意味し、ヘマトクリット値は血液中に赤血球が占める割合(%)、またはそれを測定する検査のことをさします。
ヘマトクリット検査は、採取した血液を遠心分離器で固体である血球と液体の血漿に分けて測定します。
人間ドック学会では基準値が削除されましたが、厚生労働省のeヘルスネットでの基準値は、成人男性で40~50%、成人女性で34~45%です。
赤血球数と血色素量(ヘモグロビン濃度)とあわせて、貧血を診断する指標のひとつであり、ヘマトクリット値が低い場合は貧血の可能性があります。
血色素量(ヘモグロビン濃度)が高い方、低い方はヘモグロビンのページから詳細をご確認ください。
健診・人間ドックの結果で要精密検査・要診察(治療)があった方
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