眼圧検査について
眼球に空気を吹きつけ、その反射から眼球の圧力(眼圧)を測定します。
基準値
基準値 | 7~21mmHg |
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この検査で疑われる病気
- 眼球の圧力が高くなる:緑内障
緑内障になりやすい人
血縁者に緑内障の方がいる人は緑内障になる確率が他の方よりも高いので要注意です。
そのほか強度近視の方も、視神経や視神経周囲が傷みやすい場合があります。
低血圧・冷え性の人なども、緑内障は血流障害で視神経障害が進む場合があり注意が必要です。
また緑内障の中でも、閉塞隅角緑内障はもともと遠視の方で、昔から目がよくて眼科には全く縁がない生活を送られていた方に発症するパターンが多く見受けられ、目がいいから安心というわけではありません。
緑内障になりやすい生活習慣
などの行動は、目の中の水の流れを滞らせて眼圧を上げてしまう可能性があります。
眼圧検査で異常が出た場合の対処法
眼圧検査は、緑内障などの病気の診断や、病気の進行を監視するために行われます。
異常な高眼圧が検出された場合は、以下のような対処法があります。
まずは眼科を受診して医師に相談しましょう。
継続的なフォローアップ
高眼圧が初めて検出された場合、医師は通常継続的なフォローアップを行います。
これは、高眼圧が一時的なものである可能性があるためです。
通常、医師は数週間または数か月ごとに眼圧検査を行い状況を監視します。
薬物療法
高眼圧が持続的な場合、医師は通常目薬などの薬物療法を処方します。
これらの薬物は、眼圧を下げるために使用されます。
医師が処方する薬剤には副作用があるため、医師の指示に従って使用する必要があります。
手術
高眼圧を薬物療法で十分にコントロールできない場合、手術が必要になることがあります。
手術の目的は、眼圧を下げ緑内障などの合併症を予防することです。
手術は通常、トラブクレペーション・レーザー手術・小切開手術などの方法で行われます。
健康的な生活習慣
健康的な生活習慣は、眼圧を下げるために役立ちます。
一方、緑内障を引き起こす要因にはまだ分かっていないことが多く、緑内障を完治させる生活習慣なども分かっていないことが多いのが現実です。
しかし一度緑内障になってしまった場合は、眼圧を上げないような生活が望ましいため、例えば肉体的・精神的な過度の疲労・アルコール・水分・カフェインの過剰摂取などは、避けた方が良いでしょう。
喫煙も神経そのものを傷める可能性がありますので、禁煙することをお勧めします。
高眼圧の対処法は、病気の状態や進行のスピード・患者の年齢・健康状態・他の個人的な要因に基づいて異なる場合があります。
適切な治療方法を決定するために、医師と相談してください。
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