CRP(血液)
基準値
基準値 | 0.30mg/dL以下 |
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この検査で疑われる病気
- 細菌・ウイルス感染症
- リウマチ熱
- 関節リウマチ
- 心筋梗塞 等
CRPの異常高値により、感染症やいろいろな炎症性疾患などの存在がわかります。
関節リウマチなどの膠原病でも高値になります。ただ、どの臓器、部位に炎症があるかはCRP検査だけでは判断できません。
CRPが上昇する病気の場合、その結果を追跡することで、病勢や治癒効果を知ることができます。
CRPとは
C-リアクティブプロテインというたんぱく質で、体内で炎症が起きたり組織細胞に障害が起こるとこのたんぱく質が増えていきます。
この検査値をみてもどの臓器に異常が起こっているかという診断はつきませんが、炎症状態の経過を見るには重要な検査値です。検査値が非常に高い場合は結核などの慢性感染症、関節リウマチなどの膠原病、心筋梗塞、肝硬変、悪性腫瘍などで、軽度の上昇はウイルス感染症、内分泌疾患などが考えられます。
CRPで異常値が出たときの対処法
CRPが高いときはその原因を調べる必要があります。
関連する検査として、白血球数・白血球分画・フィブリノゲンなどがあります。
正確な病態を把握するためには、他のいろいろな検査や自覚症状、診察などから総合的に判断していきますので、まずは内科を受診してください。
CRPは年齢とともにわずかに増加します。喫煙者は非喫煙者より高値を示します。妊娠後期で増加します。
また、風邪などの細菌・ウイルス感染後にも高値を示しますので注意が必要です。
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