白血球数(血液)
基準値
基準値 | 3.1~8.4×/µL |
---|
この検査で疑われる病気
- 高値:細菌感染、心筋梗塞、がん、白血病 等
- 低値:骨髄異形成症候群、ウイルス性感染症、薬剤アレルギー 等
体内に侵入するウイルスや細菌を撃退する白血球。その数が増えているときは、体内のどこかで炎症や病気があることを示しています。
白血球とは
白血球は、身体に侵入した細菌などの病原体や異物を取り込み、消化・分解します。
また、免疫・アレルギー反応にも関与しています。
白血球が増加したり減少したりするのは、身体のどこかに感染や炎症が起きていることを示しています。
血液の病気の場合には、このような原因とは無関係に白血球が増加したり減少したりします。
現在は、自動血球計測器で短時間に正確な測定をすることができますが、異常な白血球の観察には、今でも専門の技師などによる顕微鏡観察を用いています。
白血球数検査でわかること
細菌やウイルスなどの感染症にかかっていないか、免疫能はどうか、さらに血球を産生する骨髄の機能などがわかります。
白血球数が異常値の時の対処法
白血球数は個人差が大きく、また同じ人でも1日のうちの時間帯によっても変化し、運動などによっても影響を受けます。
そのため多少の変動(日内変動)があってもあまり気にする必要はありません。
健診などで、基準値よりはずれていても、程度が軽く、時間による変化がなければ心配いりません。
同じような状態で検査をして、以前の検査値と大きく変動した場合は注意が必要ですので、医療機関を受診して再検査することをお勧めします。
お気軽にご予約・お問い合わせください
お電話からのご予約