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TMC医療ニュース(24年9月11日号)

2024年09月11日

TMC医療ニュースでは現在の〈医療・健康〉関するトレンド・お役立ち情報を発信しています。

 

◆感染動向調査まとめ 【Medical Tribune 感染症 Weekly Report】

手足口病が大幅に増加、インフルに要警戒【感染症動向調査35週:8月26日~9月1日】

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◆睡眠改善につながる栄養素を解明 【時事メディカル】

食習慣と睡眠の関連を検討した観察研究は、栄養素の摂取状況、睡眠のデータが参加者の事後報告に基づくものが多く、想起バイアスの除去が課題となっている。

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)のJaehoon Seol氏、同大学医学医療系教授の岩上将夫氏らと株式会社Asken、株式会社ポケモンの研究グループは客観的データの収集方法としてスマートフォンアプリ「あすけん」および「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」を用いて、栄養摂取と睡眠の関連を検討する後ろ向き横断研究を実施。

その結果、「蛋白質、炭水化物、食物繊維などの摂取量と定量的睡眠指標の改善に関連が認められた」と査読前論文公開サイトmedRxiv(2024年7月26日オンライン版)に報告した。

https://medical.jiji.com/news/59264

 

◆夏に温かい食事を取る高齢者は栄養状態良好【時事メディカル】

高齢期の栄養不良はフレイルやサルコペニアなど全般的な健康状態の悪化と関連する。食欲不振に影響を及ぼす要因の1つとして季節変化が考えられ、高齢者のエネルギー摂取量は夏に減少する傾向にあり、冷たい食事や飲み物の摂取との関連が指摘されている。

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の藤平杏子氏らが高齢者の夏季における冷たい/温かい食事・飲み物の摂取頻度と栄養状態、食欲、エネルギー摂取量との関連を検討したところ、栄養状態および食欲は、温かい食事や飲み物の摂取頻度と関連することが明らかになったとJ Nutr Sci Vitaminol(2024; 70: 288-292)に報告した。

https://medical.jiji.com/news/59296

 

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