人間ドック・健診センター コラム
感染症ニュース(24年2月14日号)
感染症ニュースでは現在流行している感染症の状況や感染症に関する情報を発信しています。
【トピックス】
◆感染動向調査まとめ 【Medical Tribune 感染症 Weekly Report】
インフル・コロナの集団感染に注意ーインフル10万例目前、コロナ7万例突破 【感染症動向調査第5週:1月29日~2月4日】
◆花粉症、例年より早く=今週から【時事メディカル】
花粉症の患者が例年より早く現れている。暖冬の影響で、花粉の飛散が全国的に早まったとみられるためだ。
特に10~12日の3連休明けは気温が急上昇して飛散量が増える恐れがあり、専門医は「マスクを着けるなど対策を進めて」と訴える。
スギ花粉を放出する雄花は、1月の気温が高いほど花粉の飛散を早く始める。
民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)によると、今年は1月前半の気温が平年(過去10年の平均)より高くなり、暖冬傾向が続く見込みだ。
そのため、花粉が本格的に飛散する時期は全国的に平年より早く、九州や中国・四国、東海、関東などでは今月中旬と予想される。
地域差はあるが、平年より5日前後早い所が多い。飛散量は昨年より少ないが、平年並みか平年を上回る地域が多いとみられる。
◆シンポジウム「新たな感染症危機にいかに備えるか~国民の生命・健康と生活・経済の両立を目指して~」が開催されました【感染症エクスプレス@厚労省】
1月12日、内閣感染症危機管理統括庁発足後初めて、「新たな感染症危機にいかに備えるか」をテーマとしてシンポジウムを対面とオンライン・リアル配信のハイブリッド形式で開催しました。(開催場所:東京国際フォーラム)
感染症危機はいつ来るか分かりません。
本シンポジウムは、3年半にわたる新型コロナ対応を振り返り、浮き彫りとなった課題や対策について、国民の皆様と共に考え、共有することで、平時から次の新たな感染症危機に備える意義等の理解・関心の促進を図ることを目的としたものです。
シンポジウムでは、新たな感染症危機に立ち向かうことをテーマとして、齋藤 智也 国立感染症研究所感染症危機管理研究センター長から基調講演をいただいた後、新型コロナの最前線で共に奮闘された各界の有識者によるパネルディスカッションでは、感染症危機において、国民の生命・健康と生活・経済活動との両立に必要なことなどを議論しました。
当日の様子については、統括庁YouTubeアカウント等にて事後配信を行っておりますので、ぜひご視聴ください。
【詳細・ご視聴はこちらから】
https://www.cas.go.jp/jp/caicm/article/topics/20240112.html